鯖街道(不法投棄重点監視区域)の調査結果

大津市の不法投棄の重点監視区域として鯖街道(途中町~高島)北ルートがある。
びわ湖の西、比良山系にあたり国道367号線を安曇川沿いに北上。各所にキャンプ場が点在する。鯖街道の起源は1200年以上で、現在の橿原市にある藤原宮跡からは塩の荷札が見つかっており鯖の他、塩も多く運ばれていた。また、滋賀県唯一大きな花折断層(高島市から京都市を経て宇治市に至る断層帯)として知られている。
今回は、途中町から朽木方面へ北上し監視ルートの調査を行った。
この重点監視パトロール区域には、花折トンネル・牛の鼻トンネル・坂下トンネル等があり、交通の便は良くなっている反面、不法投棄されやすい場所であると感じた。
牛の鼻トンネルを抜けると「監視カメラ設置中」と記載された看板がある。
看板周辺には、ポイ捨てが・・
曙橋交差点を抜けると、おきまりの「警告看板」下にポイ捨てが
大津市重点監視ルートの最終地点。こちらを過ぎると高島市に入る。
やはり、ゴミのポイ捨てが目立つ。
本監視ルートは、渓谷地帯で非常に環境も良いことから、アウトドアを好む家族連れも多く自然のままの環境を保全したい地域である。大量不法投棄こそ見受けられなかったが、お決まりの大津市が立てた不法投棄禁止看板下には相も変わらずゴミが捨てられている。
警告看板を立てて外観を壊すより重点監視強化の周知を徹底する方法がより効果的と思う。
2017年04月28日