柳川(不法投棄重点監視区域)の調査結果

大津市の不法投棄の重点監視区域として柳川流域がある。
大津市に在る皇子山カントリークラブに発し、近江神宮の南を経て柳川緑地・近江神宮外苑公園の北で琵琶湖に注ぐ、一級河川。 JR大津京駅(旧西大津)からR161バイパスをくぐり皇子山カントリー方面へ登っていくと柳川上流沿いに出る、水量も豊富で、すごく綺麗な水が流れており渓谷を感じさせる。ただ、清流沿い数カ所に不法投棄の警告板が立てられてある、「不法投棄は犯罪です」と。
しかし、警告板の周りには、プラ容器などが散乱していた。
石?剪定した枝様のもの↓
不法投棄禁止・警告・5年以下の懲役 1000万円以下の罰金 法人の場合は3億円 以下の罰金」大津市不法投棄対策課・大津警察署
材木片。置いてあるのか、捨ててあるのか↓
↓何かを燃やした跡?焼却灰を捨てたものか
                木の根っこ等が混在した土砂を清流へ投棄した状態↓

警告版に法定刑を記して、不法投棄に対する抑制効果を狙って立てているのか、のどかな落ち着いた景観には目立ちすぎな点も考えられる。警告版は、滋賀県と記されているもの、大津市と記されているものが立ち並んでいる姿には些か違和感を感じる。実際は何処が管轄なのか、行政は対策行為として建前上取り繕っているのか、道路脇にはゴミが散乱していた。

ただ、大津市不法投棄対策課は、重点監視区域とし監視パトロールを実施するなどし、悪質なゴミ捨てに対処している点は、評価できる。
会員及び全ての方へ
びわ湖に流入する河川と水を守ろう。
不法投棄を許さない、美しい環境を守るよう心がけましょう。
河川を汚すのも人、綺麗にするのも人、いずれ我が身に返ってくる。
2016年11月12日