大津市の入札事情
指名競争入札件数 25年度 218件
26年度 224件
27年度 179件
最低制限価格(下限)落札件数 25年度 未公開
26年度 116件(6月~)
27年度 159件
予定価格(上限)くじ落札件数 24年度 0件
25年度 0件
26年度 45件
27年度 3件
と異常な数値を示している。
前回、活動報告で記した様に、大津市は、契約規則の改正に伴い、平成26年6月から、「最低制限価格」を事前公表している。同月13日の入札を皮切りに年内だけでも30件の上限くじ落札があった。
上記の件数が示すように、予定価格のみが公表されていた24、25年度に予定価格入札、いわゆるくじ落札といった例はなく、最低制限価格が公表された26年6月に初めて参加業者が一斉に予定価格を投じた、大津市は、その時点で疑問に感じたはずである。何故対処しなかったのか。何故放置状態だったのか
その、疑問は何処へ行ってしまったのか!!
大津市長は、前回「入札前に予定価格と最低制限価格を聞き出して、入札の公正を害そうとする不正行為を抑止するとともに、発注者の関与の排除措置を徹底するためには。事前公表とすることが有効であると考えています。」と回答しているが、単に大津市の職員が収賄事件で検挙され、責任問題で追及される事を無くす、いわゆる大津市の保身を優先したものであり、本来、最も重要な競争性の確保に欠けるものである。
問題となりうる点は、排除するといった方策は、未来において繁栄をもたらさないであろう。
職員への信頼関係は何処へ行ってしまったのか!。
また、27年度には急激にくじ落札が無くなっている、これは、市の担当者によると、27年1月から業者の対面によらない電子入札の導入及び各業者の総合評定値の変更に伴い割り振りクラスの変更後からくじ落札が減少したとのことである。
市長は、当然把握していたであろう、何故、早急に対処しなかったのか
53,664,000円
もの税金の無駄使いは防げたはずである。
断固、糾弾する!